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第六次甲府市総合計画策定支援業務
甲府市人口ビジョン及び総合戦略策定支援業務

プロジェクト概要

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対象国・地域 山梨県甲府市
実施期間 2014年07月~2016年03月
発注者 山梨県甲府市

主な活動

甲府市では、人口減少が進む中、リニア中央新幹線の建設、中部横断自動車道や新山梨環状道路の整備などの大規模なプロジェクトを最大限活用し、都市基盤の整備はもとより、雇用を創出してまちの活力の源である定住人口を確保し、今後の発展へとつなげていく必要がありました。市は、市政運営の指針となる「総合計画」を策定し、目指す将来の姿と目標を明らかにするとともに、併せて「人口ビジョン及び総合戦略」を策定して、“甲府で夢を叶える人材の定着と交流人口の増加”等の基本目標のもと、人口減少対策などを戦略的に推進するものとしました。
総合計画策定支援業務(2014年7月~2016年3月)では、基幹統計の分析等により甲府市の現状と課題を抽出するとともに、「私たちが考える『甲府の未来』市民ワークショップ」等を企画運営して市民意向の反映に努めつつ、基本構想及び実施計画における施策・事業体系等を市に提案しました。他方、人口ビジョン及び総合戦略策定支援業務(2015年4月~2016年3月)では、総合計画に定める市の将来像や目標との整合を図りながら、2060年を展望した将来人口の推計、人口減少対策などを戦略的に推進するための目標・施策・事業の体系等を市に提案しました。

担当者から一言

甲府市は、富士山・南アルプス連峰・八ヶ岳等を望む美しい都市であるとともに、開府以来500年にわたり政治・経済・文化、そして暮らしの中心地として発展してきた、歴史ある都市です。私たちは、基幹統計の調査・分析等による定量的な課題把握だけでなく、このような甲府市の自然や歴史が紡ぎ出す市民の“想い”にふれ、これを計画に活かすことが、地域特性に立脚した「甲府らしい計画づくり」につながると考えました。このため、無作為抽出市民によるワークショップなど多様な市民参加の機会を設けるとともに、市内各地域を歩く・見る・知ることにも努めながら、業務を遂行しました。