弊社の松井洋一アソシエイトが、「令和4年度外務大臣表彰」※1を受賞し、8月10日に外務省で開催された表彰式に出席いたしました。
　ミャンマー国ティラワ経済特別区（TSEZ）に対する長年の貢献に対して高い評価を頂き、日本とミャンマーとの経済関係促進に多大な功績があったと認められ、今回の受賞となりました。

　松井アソシエイトは、2011年末にミャンマー政府の要請により同国の経済特別区構想に助言を行ったことを契機として、SEZ法・規則等の法整備を支援するとともに、TSEZ管理委員会（TSMC）の組織機能強化にも尽力し、ワンストップサービスセンター立ち上げ支援を主導しました。その結果、投資関連手続きの透明性が向上し、TSEZへの投資が促進され、2021年12月時点で21ヶ国から115社の進出が実現し、総投資額は2,100億円超にのぼっています。

	TSEZメインゲート

　
　2021年2月に発生した政変以降は、次々と課されるビジネス規制（各種輸出入制限や通貨の強制兌換等）に苦慮しているSEZ進出企業に対して助言・指導を行うとともに、在ミャンマー日本大使館およびJICAと協力して、TSMCや現政権上層部に対する改善提案等も行っており、ミャンマーに進出している日系企業からも高い信頼を得ています。

※1　外務大臣表彰は、「多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的」（外務省HPより抜粋）として行われるものです。