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佐久市健康長寿ブランド化推進事業
健康長寿要因等調査

プロジェクト概要

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対象国・地域 日本国内、マレーシア、シンガポール、タイ、台湾、ベトナム
実施期間 2016年10月~2017年03月
発注者 長野県佐久市役所

主な活動

長野県佐久市は、長年にわたり、住民・医療・行政の三者の連携による健康づくりを行ってきました。昭和30年代には世界でも高い水準にあった脳卒中による死亡率を短期間に激減させ、平均寿命は日本国内で常に上位を維持しています。この、佐久市の農村医療・地域医療モデルには高い関心が寄せられており、国内外から多くの視察を受け入れてきました。佐久市は、視察受け入れについて、保健ニーズに柔軟に対応できる体制を整備するとともに、地域振興にも貢献し得るものとするべく、健康長寿のブランド化と、それによる視察受け入れ態勢を整備することにしました。
私たちは、佐久市の健康づくりに関連する資源(人、ノウハウ、制度、活動等)を整理するとともに、佐久市の健康長寿を支える要素について統計分析や有識者インタビュー、他自治体との比較などから、佐久市の健康長寿とその要因を「健康長寿ブランド」として確立するための検討を行いました。併せて、国内外の保健ニーズを把握し、国内外に効果的に発信するための発信の方法や視察プログラムの改訂について提案しました。

担当者から一言

国際協力では、日本の経験やノウハウを知り、相手国の問題解決のために活用することが期待されます。日本の健康づくりにおいて大きな役割を果たしてきた佐久地域の取組みの歴史や関係者の思いを知ることは、私たちにとって大きな財産となりました。