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建築・機材計画分野

柔道スポーツ施設建設計画

国名:コンゴ民主共和国
発注元:国際協力機構(JICA)
期間:2017年~2022年
関連機関:コンゴ民主共和国国家警察

  • 柔道スポーツ施設の外観です

  • アリーナ内部で柔道用の畳やバレーボール用のネット、バスケットゴールを設置している様子です

  • 柔道スポーツ施設とキンシャサ市内の街並みです

多目的スポーツ施設の整備を通じた警察職員の能力向上や市民の健康増進

コンゴ民主共和国は、紛争影響国として治安の不安定さと雇用不安を抱えており、その影響をもっとも受けやすい青少年の健全な育成を目的としたスポーツ振興の必要性を国家政策の中で揚げています。

同国での柔道人気は非常に高く、キンシャサ市内だけでも122もの柔道クラブがあります。また、国家警察では、警察官の訓練に柔道を取り入れており、市民柔道クラブに指導も行うなど競技レベルの向上や普及で重要な役割を担っています。

新たな施設が完成したことで、警察職員の人材育成を通じた治安強化につながることが期待されています。市民にも開放された施設として活用されており、警察と市民の距離を縮めること大きく貢献することができました。

国際情勢の急激な変化を意識しつつ、産業競争力強化・経済特区開発支援やデジタル技術を活用した各種支援(起業家向け、公共サービス向上等)を通じて、途上国のビジネス環境整備に携わっています。また、国内外の官民のネットワークを活かして、日系企業の海外進出や海外インフラ開発支援、途上国企業とのマッチング支援等、相互の民間企業の活性化に貢献しています。

教育計画の策定、教育機関の運営能力の向上、教員の養成、教材の開発といった途上国における技術協力を通じて、すべての人に質の高い教育を提供できる社会の実現に貢献しています。
現地の教育省や学校と協力しながら基礎教育、高等教育、インクルーシブ教育など多岐にわたる領域・分野で活動しています。

途上国の格差の是正を目指し社会的弱者支援、農村地域の発展、ガバナンス向上のために有効かつ実践的な問題解決や改善策を提供します。特に紛争影響地域においては、公正で信頼できる行政機能強化、雇用促進、コミュニティの能力強化を通じて、復興と紛争の再発防止に繋がる社会の形成に貢献しています。また、日本国内の地域振興と住民生活の向上を目指し、中央省庁および地方自治体に対するコンサルティングも展開しています。

保健医療と社会保障の双方の視点から、途上国の保健人材育成、病院建設や運営体制強化、社会保障制度の強化等に係る技術協力や調査を通じて、社会的弱者を含むすべての人々のウェルビーイングの向上に貢献しています。具体的には、栄養改善、保健システム強化、健康保険制度強化、生活習慣病対策、障害と開発、高齢社会対策など多岐に渡る分野で活動をしています。

主に無償資金協力や有償資金協力での施設整備・機材調達に係る調査・計画・設計・監理に対するコンサルティングサービスを提供しています。
現地調査により現状と支援のニーズを把握し、施設や機材の利用方法、維持管理についてカウンターパートと積極的な意見交換を行い、その結果を計画・設計に反映させることで、現地のニーズに合った施設や機材の整備を支援しています。