×

閉じる

中小企業振興サービスのデリバリー改善プロジェクト

プロジェクト概要

イメージ画像
対象国・地域 インドネシア
実施期間 2013年03月~2016年06月
発注者 国際協力機構(JICA)

主な活動

インドネシアの中小企業が抱える悩み・描く目標は各社様々ですが、中央・地方政府をはじめとする支援機関が提供するサービスは画一的な内容に偏りがちで、サービスの受益者である企業のニーズに十分に答えられていないことが課題になっていました。「必要としている支援が自分のところには届かない」、「単発的な研修ばかりで役に立たない」。企業者からはそんな声が聞かれます。
私たちはインドネシア工業省中小企業総局および地方商工局とともに、中小企業支援サービスの改善・強化を目的に、伝統織物製品・船舶部品・籐家具・チョコレート製菓・製靴・アロエ製品を対象としたパイロット事業を実施しました。支援対象の企業が目標を達成するためにはどんな支援がいつ必要なのか、また、企業者自身が取り組むべき課題は何か。関係者が一緒になって策定する振興・支援計画づくりから始まり、計画した支援や取組みが実施されているか・問題はないかを確認する継続的なモニタリング・指導の実施。「どれだけ支援したか」ではなく「企業は目標に近づけたのか」を振り返る評価会の実施。これらの活動ステップと、全国5州で実施されたパイロット事業を通じて得られた経験・学びは、工業省の中小企業振興ガイドラインとして纏められ、他地域での展開も期待されています。

担当者から一言

目標は?課題は?と聞いてみると、現状から随分とかけ離れていたり、あるいは非常にぼんやりとした返事が返ってくる。インドネシアの中小企業、そして産業振興を担う政府機関でもよくある会話の場面です。最終的な夢は大きく描きつつも、この1ヶ月・次の3ヶ月で出来ることは何だろう?しなければいけないことは何だろう?そんな問い掛けをし続けて、目標を明確にする・そこにたどり着くための道筋を具体化することが、支援の大事な鍵でした。